1999 Astro 2WD : Budnik Sweeper FL Billet Wheels 18 and 20-inch
ディレクショナル スゥイパー
新しいモノがイイとは限らないのですよ。
でもやっぱりその瞬間だけでもうれしくなります。
2004年秋に発表されたバドニックホイール ニューデザイン スィーパー( Sweeper )です。
装着当時はおそらくですがニッポンでメイビーお初デスね。
少なからずヤンチャなたたずまいなんですけど、その造りの良さからバランスがとれています。
さまざまなコンディションを想定しセッティングしてることがイキイキと魅せるのでしょう。
わざ入りです。
バドニックホイールのパフォーマンスあふれる表現力は
デザインとクリエイティブなサイジングのふたつから構成されます。
いきおいでキメられるものじゃナシ、はたまた慎重になりすぎてもあきまへん。
コレをめざすのはタイヘンですが楽しいんだな。コレが。
こういったデザインの中に方向性あるものは右用左用がそれぞれ存在します。
削りだしセンターディスクはそういった複雑なデザインを現実のモノとします。
みなさんの身近なホイールにそれはあるでしょうか?
そうであれば左右同じ方向に回転するのです。
またセンの細くみえる部分は奥行き方向に厚く
それでいて鍛造ですので充分な強度を誇ります。
車高が低いせいで本来は、うすめのタイヤを強いられがちなところ
干渉リスクをおそれない選択のおかげもあり
ふさわしいロードインデックスを確保できています。
そんなタイヤ選びができるのもアメリカ製でありながら
フレキシブルなホイールのサイジングの可能性と無縁ではなさそうです。
それらは重さに対するキャパシティの充実と
コンフォート性能の両立を生み出します。
そんなこんなで できあがった1台。
たどりつくまでの道のりはある意味とても遠かったかもしれません。
いま流行りの画一的サイズしか存在しない
大径クロームたちに必ずしも走らない・・・
そんなスタンスがこだわりあるカタチとのめぐりあわせです。
そりゃマネできません。
とてもマネされないでしょう。
たぶん!?
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