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Year One 1967 DEUCE



ここに1台のアメリカンマッスルカーがおります
エンブレムから申し上げてシェビー・ツー・ノバって思います

ところがこのクルマ・・・
ホンモノに優るとも劣らない!?リプロダクションらしいんですよ

なんでもシャーシーから造ってる・・・
なんとホイールベースがオリジナルより1インチ短いという現象が裏づけておるようです



ホイールに目をやれば昔ながらのトラディショナルな段付きリム、新鮮です



まず60年代にふさわしく味わいあるゴールド系なるボディペイントです
それにこのホイールカラーでしょ

会場内ではピカピカ系クロームホイールがコレでもかと ... 巾を利かせてるなか
チタニウムブラウンで塗装されたセンターディスクがひときわ泣かせてくれます
そのシブさに危うく吸い込まれてイキそうなワタシなんでありました

ココへきて米国じゃカラードホイールってジワジワの予感なんです
バド履きもデキるんでナイショでヨロシクなんであります



このばあいプロストリートのようなファットさはありませんが必要にして充分!です
そんなこだわりはタイヤサイズにだって及びます

18x10Jのノーマルリムに305/45R18!
ナントあったんですね



リアとの調和っていうんでしょうか
フロントフェンダーのアーチ形状ですが
ストックではまるいハズなのにスクエアーに垂れ下がってるではありませんか
そのデザインたるやお見事です

だからってワケでしょうがそこに収まってるのは
17x7Jと225/40R17というナローさなんです



こうなってくるとボディワーカーたちとチームを組んでなきゃね
いや、きっとそうだと思いますよ

このようなフェンダークリアランスへのアプローチは
リムの深さと共にバックスペースをリニアに設定できる
ハイエンドなビレットホイールの存在なくしては語れないでしょうね



スタイリングはあきらかにChevy II なんですけど
ボディトリムやドアハンドルの不在はゆるすとしても
だいたい三角窓がナイのはどういうコトなんでしょう

それと屋根の高さなんですけど
例によってホンのごくわずかですけど
チョップドされております

かくしてその正体は
クルマ(ボディ)まるごとファイバーグラスで
細部にわたるディティールまで熟成されているから!?
・・・なんだそうです

そうなってくると
たぶんエアサスでしょうと思いきや・・・
フロントはドロップスピンドルで
リアはといえば4リンクサスペンションシステム
それに調整式コイルオーバーという
いたって正統派

なめらかなシルエットと共に
いつだってこの車高で
いられるんですね

いいなあ